CONTAX Tix
APSカメラだからといってこんな仕打ちが許されるものか。メーカー価格120000円がビッグカメラで40000円以下。ヤフオクでは20000円前後で落札されています。
CONTAX Tixはコンパクトcontaxで最もデザインが優れていると思います。T3がTixと同じボディデザインだったら…と思っている人は多いはずです。T3はTixをペースにデザインされているように見えますが、似て非なる姿になっています。APSが時代の流れから取り残されたことはわかっていてもこのカメラはその秀逸なデザインが気になる存在でした。
銀座4丁目 クリスマスツリー CONTAX Tix
実は、APSはフィルムスキャナでスキャンしやすいのです。
APS用アダプターが必要ですが、カートリッジごと読み込んでくれるのでゴミが着きにくいし、ネガ/ポジのマウントやスリーブに比べてスキャン効率がずっといい。
Tixは暗い場所でも意外と早いシャッタースピードが切れるので、夜景にもけっこう使いやすいと思います。
やはり、デジカメの登場が命取りだったんだなあ。なんとか、この素晴らしいデザインをデジタルカメラに移植して欲しい。これだけのデザインがこのままなすすべもなく消え去ってしまうのはなんともおしい。
APSはゴミがつきにくいと言ったばかりなのに、この画像にはおもいきりついている。まずいなあ…。わたしのスキャナの手入れが悪いのです。たぶん。
ここまで書いてきて気づいたんですが、別に
APSもTixもまだ無くなったわけではないですよね。Tixユーザーの皆様ゴメン。
いずれ消え去る運命かもしれませんが、なるだけ長く「老後」を生きて欲しいと祈るばかりです。
有楽町