2月8日(火) 雨降りだから、映画でもみようか…

めずらしく朝寝坊してしまった。
今朝は冷たい小雨模様です。これからはひと雨ごとに暖かくなるでしょう。雨なので今日は映画にでも行こうかなあ(笑)
書いている最中に地震があった(震度3)。いよいよ次は東京かもしれない。

銀塩カメラで撮った36枚撮りポジフィルムに光線引きがあり全滅、ゼ~ンメツ! 蓋が十分閉まっていなかった可能性が高いというのがラボの兄さんのコメントだった。確かに心当たりがある。しかし今はそのことには触れたくない。こんな失敗は初めてだ。36枚はすべて傑作ばかりだった(はずだ)。残念無念の思いである、とだけ言っておこう。


2月8日(火) 雨降りだから、映画でもみようか…_a0022814_09545.jpg
市川団十郎 江戸東京博物館
2月8日(火) 雨降りだから、映画でもみようか…_a0022814_0104911.jpg
風船爆弾 江戸東京博物館
2月8日(火) 雨降りだから、映画でもみようか…_a0022814_0193912.jpg
江戸東京博物館 両国  CANON IXY L ISO200


超広角という誘惑

SIGMA 14mm F2.8 EX ASPHERICAL (HSM)

2月8日(火) 雨降りだから、映画でもみようか…_a0022814_0121823.jpg
ぶっとい! 前玉が飛び出しているのでつい触って指紋を付けてしまいそうだ。

主なデジ一眼はAPSサイズだから焦点距離が銀塩カメラの約1.5倍になる。したがって、超広角レンズじゃないとデジカメでは広角レンズにならない。だからデジカメは広角側が弱くてダメだ---ほんの2~3年前まではそういう見方が一般的だった。実際、広角レンズのラインアップはさみしい状態だった。しかし、それは過去の話で、今ではコスト・パフォーマンスの高いデジタル用の高性能超広角レンズが次々と発売されている。この2~3年のデジカメの進歩は本当にドッグイヤーだった。なんだか唖然とするほどだ。

2月8日(火) 雨降りだから、映画でもみようか…_a0022814_0131041.jpg
Sigma 14mmは Nikon D100に付けると21mmになる。21mmといえば以前なら超のつく広角だが、最近はユーザーの関心がさらなる広角側にシフトしてきているので、超広角という印象は昔ほど強くない。
そうはいっても21mmはやはり超広角だ。使いこなすのは簡単ではない。単に撮影テクニックだけの問題ではなくて、21mmの画角を必要とする被写体を見つけるという点からも難しい。

2月8日(火) 雨降りだから、映画でもみようか…_a0022814_0141659.jpg
超広角レンズの定番テクニックは、とにかく被写体に近づくこと。レンズがあたるぐらい近づいてちょうどいい。これは一度でも経験してみればすぐわかることだ。これでいいと思ってからさらに3歩近づくこと!

2月8日(火) 雨降りだから、映画でもみようか…_a0022814_015061.jpg
強調されたパースと、より広い画角、深い被写界深度。これが超広角レンズの特徴だ。ただし、超広角でも超望遠でも極端な画角がやみつきになることには気を付けたい。超激辛のカレーばかり食べるようなもので、いくら旨くても普通の味覚がおかしくなってしまう。
超広角レンズが魅力的であることは間違いないが。取扱には要注意ということだ。

2月8日(火) 雨降りだから、映画でもみようか…_a0022814_0155875.jpg
とにかく画面の中にいっぱい写したいときは広角の出番だ。
2月8日(火) 雨降りだから、映画でもみようか…_a0022814_017868.jpg
もっと近づくこと。これでいい、と思ってからさらに三歩近づくこと。猫とカメラの距離は画像で見た感じよりずっと近い。逃げなかった猫もえらいが、匍匐前進でにじり寄っていったわたしがもっとえらい(笑)
手前と遠景の両方にポイントがあると構図をまとめやすい。

NikonD100+Sigma14mm f2.8
by ONDTP | 2005-02-08 00:50 | カメラ的日乗
<< 2月9日(水) 週の半ばがブル... 2月7日(月) さあ、ブルーに... >>