3月20日(日) デジタル専用レンズが熱い


[復刻版] レンズの誘惑

シグマ デジタル一眼レフカメラ(APS-Cサイズ)専用
SIGMA 18-125mm 3.5-5.6DC

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2004年10月発売 
価格コム最安値 32000円 希望小売価格 45000円


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汐留シオサイト Nikon D100+SIGMA18-125mm

18-125mmの高倍率ズームでありながらとにかく小さく軽い、これは助かります。小さくする技術にかけてはタムロンに一日の長があるとはいえ、ここにきてシグマが肉薄しています。シグマレンズは逆光に弱いという見方も過去のものになりつつあります。個人的見解ですが、シグマのデジタル一眼専用レンズはどれも出来が良いという印象を持っています。それにびっくりするほど安い(これまでのレンズが高すぎるという見方もできます。3万のレンズを安いと感じる方が異常かもしれません)。フィルムカメラを使わない人は迷うことなくデジタル専用レンズにすべきです。





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銀座 Nikon D100+SIGMA18-125mm Raw撮影 NCで現像。以下同様

シグマには同じデジタル専用レンズとして18-50mm、55-200mmもあります。こちらもなかなかいいレンズです。18-125mmはこれらと比べると、高倍率ズームというハンディもあって、少し描写が落ちるようです。このレンズの描写に満足できない人は、18-50mmと55-200mmの二本を購入して使い分けるといいと思います。こちらも非常にコンパクトです。

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銀座
18-125mmは35mmフルサイズに換算すると27mm-188mmの焦点距離になります。広角から中望遠までこの1本でカバーできて、おまけに小型・軽量ですから、荷物を減らしたい撮影行、あるいはスナップ撮影として割り切ればこの上なく便利なレンズです。
描写はエッジが立ったデジタルらしいもので、シャープな写りです。jpegで撮るとやや硬調すぎる傾向があります。できればRaw撮影してコントラストを調整すると改善されます。
※人物の肌が少しくすんだ色になる傾向があるように感じました。モデル撮影などには向かないかもしれません。

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銀座

もう少しすれば、さらに高倍率ズームの18-200mm f3.5-6.3がシグマとタムロンから発売されます。期待していますが、これほどの高倍率となればいろいろ問題点が出てくることはやむをえないでしょうね。でも、さらに進化したレンズに仕上がっている可能性もありますからなんとも言えません。
シグマ、タムロンとも元気です。いよいよ銀塩カメラからデジタルカメラへとレンズの面からも加速がついてきた感があります。

※追記 タムロンのAF18-200mm F3.5-6.3 XR Di Ⅱは3月17日に発売されました。

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汐留シオサイト
by ONDTP | 2005-03-20 07:28 | カメラ的日乗
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