貴乃花よ、安らかに。
今日、元大関貴乃花の協会葬がありました。
貴乃花はわたしと歳が近いので、現役時代はファンとして応援していました。最後に姿を見たのは、浪の花の引退セレモニーに登場したときでした。抗癌剤の影響か、顔つきが激変し、すでに死相が現れていて強いショックを受けました。

それにしても、現・貴乃花のかたくなさは痛々しい思いがします。兄や母親をどうしてもゆるせない気持ちがあるんでしょう。それはそれでしかたないと思います。ただ、ゆるせない部分はゆるさなくてもいいから、いっさい口も聞かないというんじゃなく、たとえ表面的であっても、社会人として守るべき礼儀は守ったほうがいいと感じます。

沈黙を破って急にしゃべりだしたのは父親が亡くなったことと関係があるんでしょうきっと。しゃべるということは、無意識としても、家族間の関係修復への期待がゼロじゃないせいかなと楽天的に考えたりします。
貴乃花の急激な痩せ方や、張りのない表情が心配です(髪型もね)。
それにしてもテレビはこうした家族の諍いが好きですね。ちょっとうんざりします。いや、視聴者が好きだからテレビが取り上げるのか。

兄弟家族の諍いを見ていると、やすらかに貴乃花、と率直に言えないところがつらい。
しかし、あえて、
貴乃花よ、安らかに眠れ!
ありがとう。
by ondtp | 2005-06-13 22:26 | COLUMN
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