今年の(自分的)カメラ大賞
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清澄庭園

今年のカメラ生活を振り返ってみると、ハード面での成果というか、良かったなあと思うカメラとの出会いは、NIKON FE2(とNIKKOR 28mm F2.8)でした。
FE2は中古をマップカメラで相場より安く買いました。かなり使い込まれていて、地金の真鍮が見えているボディで、機能に問題ないですが、デフォルトで撮影するとややオーバー目に写ります。スキャナの自動補正で問題ないレベルになるんですが、わざと補正しないまま取り込んで、後で手動で微調整しています。明るい(薄い)感じとnikkor28mmの線の細い描写が気に入っています。

FE2はマニュアルフォーカスですが、ファインダーが明るく大きいのでピント合わせが苦になりません。、大柄な一眼レフと比べるとコンパクトだし、オーソドックスなデザインは威圧感が少なく、町中のスナップでも使いやすいと思います。
兄弟機であるFM2が人気では上のようですが、わたしはFE2の追針式表示の方が好みです。(被写体が暗いと見にくいですが)。
フィルムはネガ(ISO400)が多いですね。ポジは高い上現像に時間がかかってしまうので自然そうなりました。フィルムは各メーカーのものをいろいろ試しに使っています。今のところ、一番のお気に入りはFUJI SUPERIA VENUS400です。描画にこれといって個性的な特長はないですが、おおむね失敗しないで写ってくれます。

このカメラのシリーズの現行機であったFM3aも生産終了となってしまい、デジカメの隆盛の影でマニュアルカメラは静かに姿を消してゆく運命にあります。
近い将来、デジカメはますます高性能になり銀塩カメラを駆逐してゆくでしょうが、古い銀塩カメラのシンプルな良さも、デジタルカメラと平行して楽しみたいと思っております、はい。
なんだかどうも、当たり前すぎる結論でつまらなかったですね。

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 松尾芭蕉像 深川 NIKON FE2, AFnikkor28mm F2.8

今年もカメラをたくさん買ってしまいました。
当たりカメラもあれば、スカカカメラもあり、悲喜こもごもでした。
来年はカメラを買う金があったら、その分撮影旅行に回したいと思っております。
来年も皆様のカメラ(写真)ライフが好調でありますように祈念しております。
良いお年をお迎え下さい。
by ondtp | 2005-12-30 12:06 | カメラ的日乗
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