決死の雪中撮影を敢行! その1
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降りしきる雪の中で初めて撮影をした。
寒さで指の感覚がなくなりピントリングがうまく回せない。指がちゃんとシャッターボタンを押さえているかも感覚がないのでわからなくなった。ファインダーが曇って被写体が見えない。横殴りの雪がレンズに吹き込んできて、セーム皮で吹いても水滴がなかなかとれない。雪を避ける場所がないのでフィルム交換ができない。カメラがびっしょり濡れている…

雪が降っているのに古いマニュアルカメラを持ち出したのは失敗だった。せめてオートフォーカス機ならよかった。本当は便利なデジカメにすべきだった。

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朝起きると窓の外が白くなっていた。雪が斜めに降っている。
豪雪で被害を被っている地方の人たちには申し訳ないが、東京の人間にやはり雪はめずらしい。こたつの中でぬくぬくと熱い渋茶をすすったりする趣味のない酔鯨カメラマンは、登山用のヘビー・デューティ(死語?)の羽毛ジャケット、毛糸の帽子の完全防寒で勇躍東京の街へ飛び出したのでした。
このところフィルムカメラに傾倒しているので、カメラは迷うことなくPENTAX MEとMEsuperの二台に28mmと50mmレンズ。それにいつものGRデジタル。

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JRはダイヤが乱れていた(都市は自然災害に弱い)が、地下鉄利用なのでたいした影響はない。まず銀座に出て撮影。強い雪が降っていたが銀座通りに積雪はない。もっと雪を求めて皇居方面に向かう。雪と風がさらに強くなり、強風に乗った雪が顔に吹き付けてくる。歩くたびに、首にぶら下げた二台のカメラががちがちとぶつかる。レンズを保護するためマフラーをかぶせるが、強風であおられる。ゴホゴホと咳が出る。鼻水が止まらない…

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これでもカラーです。
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これ以上の撮影は無理だあ~。
あったかい喫茶店に逃げ込んで熱いエスプレッソを飲みたい…
弱気が頭をかすめる。しかし、ここが勝負所だ!
気分は八甲田山、死の行進…
酔鯨カメラマンは決死の思いで雪中撮影を敢行したのでした。


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ここが二重橋だよ、おっかさん!
いやー、辛かったあ~。カメラマンは大変です。
by ondtp | 2006-01-22 01:05 | Pentax MEsuper
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