中判カメラ超初心者のためのドキュメント その1

降っていませんが、東京は今にも降り出しそうな空模様です。
昨日とはうってかわって暖かくなるとの予報ですが、そうですか?
寒くてしょうがないんですけど…、まずい、風邪の予兆かも。

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銀座 Minolta Autocord Rokkor75mmF3.5 Kodak Portra 160NC

先週末、AutocordとGRDの二台を持って月島に出かけました。
Autocordが1955年発売、GRDが2005年、50年の開きがあります。
Autocordで超スロー撮影した後、GRDに持ち替えると、あまりにもあっけなく撮れるので唖然としました。カメラは50年の時を経て理想的な姿に進化したのか?
それならなぜ、わたしは進化に背を向けて50年前のカメラで超スロー撮影をしているのか?

以下、中判カメラ初心者のために、初心者による初心者のための体験的ドキュメントを随時アップして行く予定です。主に失敗体験が中心になります(泣)

●ブローニーフィルム(120)について
失敗その1
ブローニーフィルムはパトローネに入っておりません。知らなかったので35mmフィルムと同じ感覚で引き出したら、あれま、スルスルスルって、みんな引っ張り出してしまいました。この時点でフィルム1本がお釈迦(笑)
失敗その2
撮影後もフィルムを手動でしっかり巻いて端を止めておかないと感光の恐れがあります。フィルムには遮光用の裏紙が付いていますが(220サイズは裏紙無し)、単に裏側に添えているだけで、くっついているわけではないんですね。現像に出したとき、ビックカメラのお兄さんが、ゆるんでますね、と言いながら締めてくれました(恥ずかしかった)。
現像結果はやはり光線引き。

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 120フィルム本体とリーダーペーパー(遮光用裏紙)とスプール(巻き取り用の芯)。ブローニーフィルムはスプールに巻き付けてあるだけなので、着脱時にゆるまないような注意が必要

↓フィルムの巻きが甘かったための光線引き
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銀座 Minolta Autocord Rokkor75mmF3.5 Kodak Portra 160NC

※初心者が初心者に贈る今回の教訓

    他 山 の 石 以 て 玉 を 攻 む べ し 
  (他人のつまらない失敗でも、自分の腕を磨くために役立てることができる)
by ondtp | 2006-02-07 08:27 | Minolta Autocord
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