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2月20日(日) 春が来る前に、冬の寒さをもう少し味わっていたい
昨日は、冷たい雨と風の一日だった。東京で暮らしていると冬だなあ、と実感できるほど寒い日は少ない。しかし、この数日は本当に寒くて真冬を感じている。これからだんだんと暖かくなるのだろうが、もう少し冬の寒さを味わっていたい。
風邪がぐずぐずと長引いてこのままではきりがないので、山登り用のヘビーデューティーな完全装備で外出した。控えていたビールもひさしぶりに飲んでさっぱりした。さあこれでどーだ、の気分だ。

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CONTAX T2 CENTURIA200 YOKOHAMA


零落著しい名機 CONTAX T2
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ご存じ、高級コンパクトカメラの嚆矢CONTAX T2 Carl Zeiss Sonnar T* 38mmF2.8である。
このカメラの成功がその後各社から高級コンパクト機が発売されるきっかけになったと言われている。TC-1やGRもこのT2に追随するかたちで登場して、高級コンパクト市場は一時期活況を呈した。しかし、それも今は昔の話。先日京セラはCONTAX銀塩カメラのほとんどの機種のディスコンを発表したばかりだ。このT2の後継機であるT3もブラックはすでに生産終了となっている。残るシルバーも時間の問題だろう。時代はデジカメ全盛となり、もはやフィルムカメラはコンパクトもハイエンド機も風前のともしび状態である。

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Sonar 38mm f2.8 T*はスナップには最適な焦点距離だし、写りにも定評がある。とはいえ、もはや今の時代、単焦点レンズのフィルム・コンパクトカメラを使う人は超のつく少数派でしかないだろう。発売時12万円もしたT2が今ではヤフオクで2万円台で落札されている。名機の零落ぶりは目をおおうばかりだ。逆に言うとかっての高級機を安く入手できるチャンスと言えなくもないが、いまさらそんな物好きはいないだろう。

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マクロで1cmまで近づける昨今のデジカメと比較すると、最短撮影距離70cmというのは論外だろう。アクティブAFなのでガラス越しのピント合わせも苦手だ。それにT2のAFは中抜けが頻発するらしい。
実際のフォーカスポイントがファインダー内表示よりやや左に寄っているのが中抜けの原因らしい。ただ、これは近接撮影時のフォーカスポイントを使ってAFロックをかけると改善される。それでもたまに外すが…。

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かなりバブリーなチタン外装のボディは確かに高級感はあるが、個人的にはチタンボディのTシリーズ、Gシリーズ共CONTAXデザインはあまり好きじゃない。
それでは何でいまさらこんな古いカメラを使うのかと疑問に思われてもしかたないが、その説明は長い話になるのでまた別の機会に。

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CONTAX T2 CENTURIA200 YOKOHAMA

このままフィルムカメラが衰退しやがて無くなる日がくるとしたらそれは寂しい話だ。
by ONDTP | 2005-02-20 10:12 | CONTAX T2