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この一年ありがとうございました。
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まじめに信号待ちをしているマスクマン。誰も信号を守らないのを見て、、
「なんでだー、みんな腐っているよー」
と叫びながら走り去っていきました。人は見かけで判断してはいけまません(笑)


昨年の大晦日は夕方になって積雪がありましたが、今日の東京は穏やかに晴れています。
一年の締めくくりですから、この一年を振り返って反省のひとつもしなければいけないんですが、バタバタと毎日が過ぎてしまって、ゆっくり反省することもなく一年が過ぎてしまった感じです。ま、毎年そうなんですけどね。
このブログも始めてから一年が過ぎました。
基本的にカメラ日記なんですが、思いつきでカメラ以外の話題も差し挟んできたので、何度も増築を繰り返した家のようにまとまりのないブログになってしまいました。来年はもう少し計画的に構成してみたいと思います。この時期に来年の話をしてもあまりあてになりませんけどね(笑)
これから帰省します。

それでは、よいお年をお迎え下さい。
来年もよろしくお願いします。
by ONDTP | 2005-12-31 08:58 | カメラ的日乗
今年の(自分的)カメラ大賞
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清澄庭園

今年のカメラ生活を振り返ってみると、ハード面での成果というか、良かったなあと思うカメラとの出会いは、NIKON FE2(とNIKKOR 28mm F2.8)でした。
FE2は中古をマップカメラで相場より安く買いました。かなり使い込まれていて、地金の真鍮が見えているボディで、機能に問題ないですが、デフォルトで撮影するとややオーバー目に写ります。スキャナの自動補正で問題ないレベルになるんですが、わざと補正しないまま取り込んで、後で手動で微調整しています。明るい(薄い)感じとnikkor28mmの線の細い描写が気に入っています。

FE2はマニュアルフォーカスですが、ファインダーが明るく大きいのでピント合わせが苦になりません。、大柄な一眼レフと比べるとコンパクトだし、オーソドックスなデザインは威圧感が少なく、町中のスナップでも使いやすいと思います。
兄弟機であるFM2が人気では上のようですが、わたしはFE2の追針式表示の方が好みです。(被写体が暗いと見にくいですが)。
フィルムはネガ(ISO400)が多いですね。ポジは高い上現像に時間がかかってしまうので自然そうなりました。フィルムは各メーカーのものをいろいろ試しに使っています。今のところ、一番のお気に入りはFUJI SUPERIA VENUS400です。描画にこれといって個性的な特長はないですが、おおむね失敗しないで写ってくれます。

このカメラのシリーズの現行機であったFM3aも生産終了となってしまい、デジカメの隆盛の影でマニュアルカメラは静かに姿を消してゆく運命にあります。
近い将来、デジカメはますます高性能になり銀塩カメラを駆逐してゆくでしょうが、古い銀塩カメラのシンプルな良さも、デジタルカメラと平行して楽しみたいと思っております、はい。
なんだかどうも、当たり前すぎる結論でつまらなかったですね。

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 松尾芭蕉像 深川 NIKON FE2, AFnikkor28mm F2.8

今年もカメラをたくさん買ってしまいました。
当たりカメラもあれば、スカカカメラもあり、悲喜こもごもでした。
来年はカメラを買う金があったら、その分撮影旅行に回したいと思っております。
来年も皆様のカメラ(写真)ライフが好調でありますように祈念しております。
良いお年をお迎え下さい。
by ondtp | 2005-12-30 12:06 | カメラ的日乗
銀ブラスナップ with GRDIGITAL#02
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これが本当の「日の丸構図」(笑) 中央通り

銀座はまだいつもの人出でした。帰省のピークは明日あたりでしょうか。
今日もしつこくGRDの銀座スナップです。
銀座のディスプレイはすでに正月モードになっていました。

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アンティーク・ショップ
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すずらん通り
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すずらん通り
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ペコちゃんもお正月モードになりました。
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並木通り
今日も大変良い天気でした。
正月休みで出かける人はもうみんな出かけたかな?

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by ondtp | 2005-12-29 20:13 | GR DIGITAL
しばらくの間、東京も静かになります。
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「米兵ひき逃げ:警視庁が逮捕、日米地位協定で即日釈放」
事件が起こるたびいっとき話題になりますが、自分が被害者になるまでは人ごとですね。親分にくっついていれば楽なのは確かですが、時に自虐的にならざるを得ません。結局、わたしはマッカーサー占領下に生まれ、日米地位協定という名の実質的占領下で死んでいくことになりそうです。
欧米列強との不平等条約改正に心血をそそいだ明治政府の気概は今は昔の話であります。
どうなるニッポン、どうするニッポン2006年。

昨日の続き。
GRDIGITALでの銀ブラ・スナップです。
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会社も休みに入ったので、帰省や旅行の人は今日あたりからもう出かけてるんでしょうね。わたしは今日は年賀状書きで一日が終わりそうです。

今年中にすること。
掃除。
散髪。
来年ゆっくりするため、済ませておきたい仕事の資料調べ。
高知での撮影計画。
デジタルカメラのバッテリー充電(笑)

ぎりぎりまで東京にいますから、ブログもぎりぎりまで更新しますよ(笑)
by ondtp | 2005-12-29 10:02 | GR DIGITAL
GRDへリスペクトを込めて…
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久しぶりにGRDIGITALで銀座スナップです。
今日はまるで夏のような日差しで、せっかくのマフラーもじゃまなだけでした。
帰省用のおみやげを買いに銀座三越へ出かけたんですが、
そのまま帰るのもなんなので、銀ブラ・スナップwith GRDIGITALを敢行しました。

思えば、購入以来GRDIGITALを愛用しているにもかかわらず、これまでGR BLOGに参加することもせず今日まできました。そのGR BLOGももうすぐ終わるので、今回はGRDIGITALにリスペクトを込めてトラックバックさせてもらうことにします。

GRDへの注文をひとつだけ言わせて頂くと、アジャスト・ダイヤルのプッシュと、シャッター・ボタン半押しで「OK」ボタンを兼ねさせるよう改良して欲しいです。そうするだけで操作性が大幅にアップすると思います。ま、これはすでに多くのGRDユーザーが指摘されておりますね、ハイ。
わたしのGRDはこれで4台目です。不具合で交換されたGRDユーザーは少なくないと思いますが、4台目という人はどれだけいるでしょうか。
度重なる不具合に耐えてGRDと共にここまで歩んでまいりました。その間、GRDを手放そうとは一度も考えませんでした。このことひとつとっても、わたしがGRDのまったき良き理解者であることがわかって貰えると思います。
GRDIGITALに栄冠あれ。そして、不具合を早く改良し、タフなGRDにしてくだされ。5台目GRDは欲しくありませんから。

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みんな今日の銀座です。ちょっと多すぎましたね。
4台目のGRDは、幸いにもこれまでのところ不具合は発生しておりません。
それだけでもうれしい(笑)
GRDの設定: スナップモード ISO200  太陽光
by ONDTP | 2005-12-28 17:36 | GR DIGITAL
デジタルかフィルムか、それが問題な今年の正月。
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東京国際フォーラム GRD

正月に帰省したら、ちょっと力を込めて高知の風景を撮影してくる計画を立てています。
そこで、カメラは何を持って行くべきかで迷っているところです。おそらく二度と行くことのない場所になるので、なるだけしっかりした機材で臨みたいと思っているのですが、どういうわけかこのところ銀塩気分が高まっていて、デジタル一眼は持ち出す気がしません。まあ、すぐ気分が変わるのでいつまでこうした考えが続くかわかりませんが。

そんなわけで、今現在の候補は、一眼レフはNIKON FE2+単焦点レンズ28mm、35mm。出来れば、PENTAX MEsuperに50mmレンズをつけて、FE2とMEsuperの二台体制にしたい。コンパクトカメラはGRDIGITALと、望遠に強いOLYMPUS CAMEDIA C-770 UZ、こちらはほぼ決定。
つまり、一眼レフは銀塩、コンパクトはデジタルという陣容です。
なんといってもデジタル一眼が万能で一番便利だし、銀塩(それもMFだし)では撮れないケースや、失敗するケースも多々あることはわかっています。フィルムだと空港で手荷物にしたり、チェックが面倒だったりもします。しかし、撮影結果に劣らず、撮影する時の気分も大事なので、今の銀塩気分に素直に従うとすると銀塩カメラになってしまいそうです。
後悔するはめになる心配も少しはありますけどね…。

●追記
夜間撮影用にFUJI NATURA BLACK F1.9を追加します(笑)
by ondtp | 2005-12-28 00:30 | カメラ的日乗
プロカメラマンとの仕事 その4 ロバート・キャパ
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「人殺し」の心理学 1998年 原書房 (写真:ロバート・キャパ 装丁:土佐の酔鯨)

おそれ多くもロバート・キャパの写真です。
バルコニーで撃たれ、部屋の床に崩れ落ちた兵士。床には鮮血が流れ出している。まだ息があるのかすでに死んでしまったのか写真からはわからない。周囲は静かなのか、激しい戦闘の銃声が鳴り響いているのもわからない。ただ、部屋の奥の暗がりにいて、ファインダー越しにこの倒れた兵士を見つめているキャパの視線だけは強く感じる。

恐ろしい内容の写真なのに、構図やトーンを分析的に見ている自分がいます。刺激が強いほど、悲劇性が強いほど「傑作作品」になる戦争報道写真のおぞましさを感じざるを得ません。
編集者から渡された数枚のプリントの中から選んだと記憶しています。あまり憶えていないのは、自分で積極的に選んだ写真ではなかったからでしょう。
タイトルが刺激的なこともあり、自分で装丁していながら、あまり好きになれないデザインになってしまいました。
by ondtp | 2005-12-27 23:26 | プロカメラマンとの仕事
プロカメラマンとの仕事 その3  マイヤーヴィッツ
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「あの夏の終わり」 1992年 草思社 
(写真:マイヤー・ヴィッツ Longnook Beach 装丁:土佐の酔鯨)


写真集「 CAPE LIGHT」で有名なマイヤーヴィッツ
“何かシンプルで見やすいもの、そして不思議な感じと希望に満ちている”ものを探してマイヤーヴィッツが出会ったモチーフが「コッド岬」だと言われています。
8×10の大型カメラでとらえた、静謐で19世紀絵画風のしっとりした風景写真が気に入って使用しました。
写真集の解説の中に、彼がエドワード・ホッパーの影響をうけており、ホッパーからの「引用」もあると説明されているのを見つけて、ホッパー好きのわたしはなるほどと納得がいきました。

後日談があって、編集者から写真の使用料が思った以上に高かったのでデザインのギャラを少しまけて欲しいと連絡がありました。貧乏デザイナーには辛い話でしたが、いい写真を使うためにはときにはこんな犠牲もあります。
いい仕事と収入は反比例する…ってか?
生活が楽になる日は来るのか?

ジョール・マイヤーヴィッツ Joel Meyerowitzr

プロカメラマンとの仕事 その2 藤田一咲
プロカメラマンとの仕事 その1 岩合光昭
by ondtp | 2005-12-27 12:08 | プロカメラマンとの仕事
プロカメラマンとの仕事 その2  藤田一咲
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「七つの月」 1991年 講談社 (写真:藤田一咲 装丁:土佐の酔鯨)

プロ・カメラマンとの仕事、第二回は藤田一咲氏。
藤田一咲氏は、このところ「えい文庫」から「ハッセルブラッドの時間」「パリ散歩の時間」「お茶と写真の時間」など、「~の時間」シリーズをつぎつぎと精力的に出されています。

この「七つの月」の頃(1991年)はパリの写真が目立っていたように思います。
白黒プリントを印刷でわずかに色を変えて使わせてもらいました(webでは色が正確に出てないですが、ややセピア色です)。本が出版された後、藤田氏から丁寧なお礼の手紙を頂いた記憶がありますが、ちゃんと返事を出したかどうか…。この頃はフリーになってまだ日も浅く、大変な時期だったのでうっかり失礼したかもしれません。この場を借りて15年遅れのお詫びを申し上げたいと思います。

初めて会った席で、この本の編集者から
「翻訳本をデザインした経験は?」
と訊かれ、
「得意です」
と答えました。
本当は、翻訳本の装丁は一度もしたことがありませんでした。しかし、何事も積極的に臨まないとフリーランスでやっていくことなどできるものではありません。たとえ40℃の熱でフラフラであっても、「絶好調です!」と言うのがプリーランスのプロ根性(というか、生きてゆくための努力)というものです。
あれからはや15年の歳月が過ぎてしまいました。
中年老いやすく、仕事順調になりがたし…

プロカメラマンんとの仕事 その1 岩合光昭
by ONDTP | 2005-12-27 00:22 | プロカメラマンとの仕事
プロカメラマンとの仕事 その1 岩合光昭 

わたしは、吹けば飛ぶような一介のグラフィック・デザイナーにすぎませんが、長いことやっているので、これまでの仕事を振り返ってみると、有名なプロ写真家の写真を使わせてもらったこともありました。過去の仕事の中から、何人かのプロ写真家の作品を選び出してみました。

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「犬たちの隠された生活」 1995年 草思社 (写真:岩合光昭 装丁:土佐の酔鯨)

第一回は、動物写真家の岩合光昭氏。
普通の犬の写真に見えますが、オーストラリアに生息する「ディンゴ」と呼ばれる野犬です。特徴は耳がピンと立っていることです。野性化しているためペットにはなりません。子羊を襲うので害獣として射殺されることも珍しくないようです。
写真に撮影の苦労は写りませんが、野性化した犬を撮るのは容易なことじゃないでしょうね。ライオンなど、もっと危険な野生動物を撮っている岩合氏ならではの写真だと思います。

暑い夏の日、編集者と一緒に岩合氏の事務所まで出かけました。壁の棚いっぱいに並んだ膨大なポジフィルムをライトテーブルに並べて、じっくり時間をかけて選んだことを思い出します。
この本はそれなりに売れたので、この後、「猫たちの隠された生活」「犬たちの礼節ある社会生活」と続きました。それらにもやはり岩合氏の写真を使わせてもらいました。もう10年以上も前のことになります。
光陰矢のごとく、中年老いやすしか…
by ONDTP | 2005-12-26 22:03 | プロカメラマンとの仕事