7月12日(火) Yahoo!よ、あやまりなさい。


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ヤフー・オークション、トンデモ誓約書事件

わたしもカメラやレンズをヤフオクで売買しているので、ヤフオクの今度のトンデモ誓約書「事件」は他人事ではなく憤りを感じた。
「事件」のいきさつはこうだ。

知らない間に勝手にヤフーIDを使われた被害者の女性が、逆にまるで加害者であるかのように、ヤフーから謝罪を求められた上、一方的な内容の誓約書を要求され、口止めまでされていた。

自分のIDを騙ったヤフーオークションの「出品」に気づいたこの女性は、出品の取り消りけしをヤフーに求めたが、ヤフーがこれに応じなかっため、女性は詐欺に発展する可能性を案じて、自ら出品を取り消した。
するとヤフーは手数料として2100円を女性に課金してきた。これに抗議すると、こんどは出品が女性自らの非であることを認めるよう要求し、謝罪を強要する内容の誓約書(※)をメールで送りつけてきた。その誓約書の内容が一方的でひどい。姑息にも口止めまでしている。(2100円返してやるから黙ってろよ、ってか!)
こりゃ、誰でも怒るよ、この女性が憤慨したのは当然だ。


※ヤフーがメールで女性に送りつけた誓約書
「このたび心当たりのない出品行為などによって、Yahoo!オークション利用者などにご迷惑をおかけしたことは誠に申し訳なく、遺憾に存じます。つきましては発生した該当オークションのシステム利用料についてヤフー株式会社からの返金(もしくは課金停止)に同意のうえ依頼します。
 今後、同様のケースで金銭的負担が生じた場合は、利用規約に従い、自らの責任で解決することとし、ヤフー株式会社へは一切の請求、費用負担の要望を行わないことを約束します。
 また、返金措置についてはヤフー株式会社による特別な措置であることを理解し、秘密保持義務を負うことを約束します。」


                          ●

思うに、このようなヤフーの態度は、現実の店舗を持たず、現実の接客体験の蓄積もなく、バーチャルなWEB上でばかりビジネスをしているこの企業の体質の現れではないか。
ビジネスはやはり人と人が対面するのが基本だね。顧客と会わないままビジネスを行っていると、実在の顧客がバーチャルな軽い存在に感じられてくるんじゃないかなあ。
 Yahooよ、反省しなさい!

わたしもこのところ、相手に会わないまま、メールや、「デジタル宅急便」で仕事を済ませることが多いので気をつけなくちゃ。
by ondtp | 2005-07-12 18:52 | カメラ的日乗
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