禁断のカメラ LOMO LC-A 登場!



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 LOMO LC-A 銀座 





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 LOMO LC-A 銀座 フィルム送りがずれています。あまり気になりません(^.^;



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   禁断のカメラ LOMO LC-A 登場!_a0022814_0112864.jpgあれ? いつのまにこんなものが?
な、な、なりませぬぞ殿!
これ以上カメラを増やして民に負担をかけては。
わが藩の財政は決して潤沢とは言えませぬゆえ。なにとぞご無体はお控えなされませ。
なんと、出品者の希望価格で落札されたと申されるか!
いえいえ、言い訳を聞く耳はもちませぬ。
決してこれ以上買ってはなりませぬぞ。
このジイが命にかえてでもお諫め致しまする!


●LOMO LC-Aの第一印象

◆イントロダクション
最初からトイカメラだと覚悟して、なにがあっても驚かないし落胆もしない決意で落札した。
しかし、届いたLOMOはホルガやスメナ8Mの安物のプラモデルのようなボディと違い、ちゃんとしたボディだった(いわゆるブラック・ロモで91年製。ロモ蔵の絵がないタイプ)。それなりの重量があり、コンパクトなのでスナップにちょうどいい感じだ。誤解してて悪かったLOMO君。
ところが、スナメ8の方がこのLOMOよりレンズがよくてちゃんと写る兄貴分的存在だというから、ロシアカメラは奥が深い。勉強します。

◆使用感
シャッターが異常なまでに堅い。普通のカメラの3倍の力で押さないとシャッターが切れない。無事にシャッターを押すことが第一関門。
フィルムが巻き戻し途中で止まってしまった。これは焦る。無理に巻くとフィルムがちぎれてしまう。何度もトライしてやっと巻き終えた。やれやれ。フィルムを無事に巻き終えるだけで達成感を味わえる。
レンズの開放F値はF2.8で、絞りレバーが16まであるので、これはたいしたもんだと喜んだのはぬか喜びで、露出はAE専用のフルオートでしか使えない。絞りレバーはストロボ専用で絞りレバーをAE以外の位置にするとSSが60秒固定になる。
ファインダー内に距離アイコンが表示されるのは便利だ。
1/30秒以下のSSになると手ぶれ警告ランプが点灯する。←けっこう親切設計だ。
AEロックはできない。


ま、あれこれ言う前にとにかく撮ってみないとわからないカメラだ。
もう、流行のピークは過ぎているし、LOMOにはある種のイメージが固着してしまったので、今から使うのは少し気恥ずかしいかもしれない。
話が少し脱線するが、同じ目測のコンパクトカメラでも、あのOLYMPUS PENはシャッターボタンにレリーズソケットがついている。スナップでケーブルレリーズを使ってみたいと思うことがあるけどたいていのコンパクトカメラにはついていないんだよねこれが。改めて米谷オリンパスを見直した、という話。

こんど天気のよい日にトライするつもりだ。

●LOMOの詳しいサイトは沢山あるが、一応スペックを記録しておく。
使用フィルム : 35mm
感度設定 : ISO 25、50、100、200、400
レンズ : 32mm, F/2.8 焦点距離 0.8~∞ (距離目測式のピント設定)
絞り : プログラムAE (通常はオートで使用) 2.8~16(ストロボ使用時に使用、シャッターは1/60固定)
シャッタースピード : 1/500~2(オート使用時)
外寸 : 107×68×43.5mm
重量 : 250g
電池:LR44(アルカリボタン電池)を3個使用(コンビニでも売っているポピュラーな電池)。

●特記
LOMO LC-AとNATURA1600と組み合わせれば、擬似NPモードと言ってよい露光制御になることがわかりました(富士フイルムのNATURA BLOGより)
by ondtp | 2005-09-26 00:28 | カメラ的日乗
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